Stevia
ステビアという植物
ソイルステビアの原料は、ステビアという植物です。南米生まれで、葉がとても甘いのが特徴です。
どんな植物?
ステビアは、南アメリカのパラグアイという国で生まれた植物です。 キクの仲間で、一度植えると何年も育ちます。
背の高さは50cmから1mくらい。小学生の身長の半分くらいです。 くきには白くて細かい毛が生えていて、さわるとすこしザラっとします。 夏から秋にかけて、小さくて白い花をたくさん咲かせます。
- 名前(学名)
- Stevia rebaudiana(ステビア・レバウディアナ)
- なかま
- キク科ステビア属。何年も育つ「多年草(たねんそう)」
- ふるさと
- 南アメリカ・パラグアイ
- 大きさ
- 50〜100cm
- 花
- 夏から秋。白くて小さい花
- 甘いところ
- 葉
葉が、とても甘い
ステビアのいちばんの特徴は、葉をかむと甘いことです。 しかも、ふつうの甘さではありません。
同じ甘さを出すのに、砂糖の200分の1から300分の1の量ですみます。 言いかえると、砂糖の200倍から300倍も甘いということです。
この甘さのもとは「ステビオール配糖体(はいとうたい)」という成分です。 葉のなかに、ステビオシドやレバウディオサイドAといった名前の成分として入っています。 実(み)でも根(ね)でもなく、葉だけが甘いのがおもしろいところです。
400年前から使われてきた
ステビアは、最近見つかった植物ではありません。 ふるさとのパラグアイでは、およそ400年前から「マテ茶」というお茶を甘くするために使われてきました。 日本でいうと、江戸時代がはじまったころです。
この植物が世界に広まるきっかけをつくったのは、じつは日本でした。 1971年、大阪の会社(守田化学工業)が、ステビアの甘味料を世界ではじめて商品にしました。 いまでは世界じゅうの食べものや飲みものに使われています。
安全性は、国際機関が確かめている
食べものに使うものは、安全かどうかをきちんと調べる必要があります。 ステビアの甘味成分は、世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)が一緒につくっている専門家の会議で調べられました。 「JECFA(ジェクファ)」という会議です。
2008年6月、この会議はステビオール配糖体を評価して、 一日にどれだけとっても大丈夫かの目安(ADI)を、体重1kgあたり0〜4mgと決めました。 体重30kgの子どもなら、1日に120mgまでが目安、という意味です。
言葉の使い方について
「WHOが唯一みとめた天然の甘味料」という言い方を見かけることがありますが、 JECFAは羅漢果(らかんか)や甘草(かんぞう)など、ほかの天然甘味料についても同じように評価しています。 そのため当サイトでは「唯一」とは書かず、実際に行われたこと(評価され、ADIが設定されたこと)だけをお伝えしています。
ソイルがつくっているのは、甘味料ではありません
ここまで読むと「ソイルは砂糖のかわりを売っているのかな」と思うかもしれません。 でも、ちがいます。
株式会社ソイルがつくっている「ソイルステビア」は、 国産のステビア(千葉県産)と精製水だけでつくった発酵液(はっこうえき)です。 食べるためのものではなく、畑で作物を育てるときに使う資材です。 水でうすめて、葉にかけて使います。
同じステビアという植物から、甘味料もつくれるし、農業に使うものもつくれる。 ソイルがやっているのは、後者のほうです。
このページの出典
- 植物としての特徴 … 東邦大学 薬学部付属薬用植物園
- 甘さ・パラグアイでの歴史 … ステビア工業会
- 1971年の商品化 … Wikipedia(日本語版「ステビア」)
- JECFAによる評価とADI … ステビア工業会